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Archive | 2011年08月

2011  8/29 邑南町へ視察 

 今日は、建設環境委員会の県内調査で、邑南町に行きました。

 委員会は、調査テーマに「地域に貢献する建設産業のあり方について」を設定しています。

 調査では、邑南町の(有)小林建設さんのチョウザメの養殖とキャビア生産への取り組みを視察しました。小林建設さんは、公共事業が減少する中、平成17年4月より、チョウザメの養殖に取り組んでおられます。現在、14基の水槽や池で4500匹ほどを養殖され、キャビア生産量は20kg/年の状況です。

 行政への要望としては、建設業にあっては、モノを売る技術に長けていないため、デパートやスーパーなどへの売り込みを援助してもらえれば嬉しい、とのことでした。

 その後、邑南町役場で石橋良治町長をはじめ、邑智建設業協会、おおち農業協同組合のみなさん方と地域の建設業の状況や地域振興について、意見交換しました。

 私は、地域建設業が持続的に活動できる行政政策について、以下3点発言しました。

 ①地域建設業振興を自治体の産業行政に位置づけること。 
 農林水産業、製造業、観光業など各種サービス業は、自治体としての振興政策が打ち出されています。しかし、産業振興として、地域建設業を位置づけている自治体はあまりありません。自治体として、地域建設業振興策の確立が求められていると思うのです。
 
 ②中小企業振興条例を制定し、建設業振興対策を盛り込む。

 ③地域建設業者から公共事業の企画、提案を出させる。
 地域に密着する建設業者は、地域の課題と住民要望を熟知しています。地域づくり、町づくりに問題意識をもつ地域建設業者からの「提案型公共事業おこし」が求められていると思います。

 写真は、チョウザメ、そしてキャビアです。私が美味しそうに試食させていただいたキャビアは、スプーン1杯で約1000円とのことでした。ご馳走様でした。

 水槽で泳ぐチョウザメ

 キャビアとくん製

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