Archive | 2012年07月17日
昨日は、益田市で開催された日本共産党演説会に参加しました。
松江11時11分発・特急おき号に乗り、13時22分に益田に到着。14時から駅前イーガ3F大ホールで、16時まで演説会に参加。演説会終了後、急いで駅に向かい、16時08分発の特急まつかぜで松江に18時13分に到着しました。
益田では、市長選と市議補選が22日告示、29日投票でたたかわれます。現在、日本共産党は、下寺さんの後を継いだ安達市議の1議席です。補選には5期19年間、益田市議を務めた下寺ともこさん(69歳)が再び議席に挑戦します。
下寺さんは3年前、夫が難病と診断され、この間、介護を続けてこられました。しかし、2月に夫を亡くされたばかりです。
下寺さんは30分間、立候補にあたって決意表明を行いました。
下寺さんは、「多くの人が介護で悩み、苦しんでいる状況に接し、病気になっても、安心して暮らせる社会をつくりたい」「これまで自分を支えて下さったみなさんに感謝するとともに、少しでもみなさんのお役に立ちたい。住み良い益田をつくりたい」と立候補を決意した思いを表明しました。
そして、市議になるまで小学校の教員を務めていたことに触れ、「4月から益田圏域の中学校では、太平洋戦争を正義の戦争だったと描く教科書が使われている。史実を正確に教えないことは許されない。このことも私が立候補を決意した理由です」と述べました。
私は、この下寺さんの発言にジーンときました。非常に感激し、私自身が励まされました。
私の演説の持ち時間は、45分間。国政問題では、消費税増税や原発再稼動など国民の願いに反する民主党政治を批判し、「国民が主人公の政治」をめざす日本共産党の政策を訴えました。
また、益田市政の問題点を何点か指摘し、日本共産党の市政政策を紹介しました。
第一は、益田市は、子育て支援策が際立って貧困であることです。益田市は、市独自の子どもの医療費助成制度が何一つないのです。
益田市の隣の吉賀町や津和野町は、中学卒業まで医療費は無料です。昨年の4月から邑南町や美郷町も中学校まで医療費を無料にしています。また、浜田市においても、昨年の7月から小学校3年生まで入院は2000円、通院は1000円(一部負担金)となっており、県西部では、中学卒業まで医療費無料化に向けた自治体の努力が行われています。
第二は、益田市は、市民の命と健康を大切にしていないということです。高い国保税に住民は苦しんでいます。国保税(料)が滞納となった時、資格証明書(保険証の取り上げ)が交付されています。県内では、資格証交付は、第一位が松江市で474世帯、第二位は出雲市で152世帯、そして、何と益田市は三番目で94世帯という状況です。浜田市は36世帯、江津市はゼロです。(平成23年6月1日現在)
滞納世帯に対する資格証交付率を見ると、県全体では9%。松江市は15%、出雲市は8%、浜田市は4%、江津市は0%です。しかし、益田市は28%です。この点でも、益田市の市民に対する冷たさは際立っていることを告発しました。
国保会計の基金保有額(平成23年3月末現在)を見ても、松江市は4億3000万円、出雲市は1億1000万円、江津市は2億7000万円です。しかし、益田市は6億3000万円もあります。この基金は、市民の国保税の一部にほかなりません。高い国保税を引き下げるためにも、基金を取り崩し、市民に還元し、国保税を引き下げるべきことを強調したところです。
演説会では、140名もの方が私の拙い話を最後まで聞いて下さいました。本当にありがとうございました。
益田市民のくらし、営業、命を守るためにも、この補選で勝利したいと思います。益田市議会での2議席実現に向けて力を尽くします。
写真は、下寺ともこ益田市議予定候補。

松江11時11分発・特急おき号に乗り、13時22分に益田に到着。14時から駅前イーガ3F大ホールで、16時まで演説会に参加。演説会終了後、急いで駅に向かい、16時08分発の特急まつかぜで松江に18時13分に到着しました。
益田では、市長選と市議補選が22日告示、29日投票でたたかわれます。現在、日本共産党は、下寺さんの後を継いだ安達市議の1議席です。補選には5期19年間、益田市議を務めた下寺ともこさん(69歳)が再び議席に挑戦します。
下寺さんは3年前、夫が難病と診断され、この間、介護を続けてこられました。しかし、2月に夫を亡くされたばかりです。
下寺さんは30分間、立候補にあたって決意表明を行いました。
下寺さんは、「多くの人が介護で悩み、苦しんでいる状況に接し、病気になっても、安心して暮らせる社会をつくりたい」「これまで自分を支えて下さったみなさんに感謝するとともに、少しでもみなさんのお役に立ちたい。住み良い益田をつくりたい」と立候補を決意した思いを表明しました。
そして、市議になるまで小学校の教員を務めていたことに触れ、「4月から益田圏域の中学校では、太平洋戦争を正義の戦争だったと描く教科書が使われている。史実を正確に教えないことは許されない。このことも私が立候補を決意した理由です」と述べました。
私は、この下寺さんの発言にジーンときました。非常に感激し、私自身が励まされました。
私の演説の持ち時間は、45分間。国政問題では、消費税増税や原発再稼動など国民の願いに反する民主党政治を批判し、「国民が主人公の政治」をめざす日本共産党の政策を訴えました。
また、益田市政の問題点を何点か指摘し、日本共産党の市政政策を紹介しました。
第一は、益田市は、子育て支援策が際立って貧困であることです。益田市は、市独自の子どもの医療費助成制度が何一つないのです。
益田市の隣の吉賀町や津和野町は、中学卒業まで医療費は無料です。昨年の4月から邑南町や美郷町も中学校まで医療費を無料にしています。また、浜田市においても、昨年の7月から小学校3年生まで入院は2000円、通院は1000円(一部負担金)となっており、県西部では、中学卒業まで医療費無料化に向けた自治体の努力が行われています。
第二は、益田市は、市民の命と健康を大切にしていないということです。高い国保税に住民は苦しんでいます。国保税(料)が滞納となった時、資格証明書(保険証の取り上げ)が交付されています。県内では、資格証交付は、第一位が松江市で474世帯、第二位は出雲市で152世帯、そして、何と益田市は三番目で94世帯という状況です。浜田市は36世帯、江津市はゼロです。(平成23年6月1日現在)
滞納世帯に対する資格証交付率を見ると、県全体では9%。松江市は15%、出雲市は8%、浜田市は4%、江津市は0%です。しかし、益田市は28%です。この点でも、益田市の市民に対する冷たさは際立っていることを告発しました。
国保会計の基金保有額(平成23年3月末現在)を見ても、松江市は4億3000万円、出雲市は1億1000万円、江津市は2億7000万円です。しかし、益田市は6億3000万円もあります。この基金は、市民の国保税の一部にほかなりません。高い国保税を引き下げるためにも、基金を取り崩し、市民に還元し、国保税を引き下げるべきことを強調したところです。
演説会では、140名もの方が私の拙い話を最後まで聞いて下さいました。本当にありがとうございました。
益田市民のくらし、営業、命を守るためにも、この補選で勝利したいと思います。益田市議会での2議席実現に向けて力を尽くします。
写真は、下寺ともこ益田市議予定候補。

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