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Archive | 2012年07月22日

2012  7/22 八束町の原発学習会に参加

 今日は、「あすの八束町を考える会」主催の学習会に招かれ、1時間、お話をさせていただきました。

 主催者側からは、『福島原発災害の教訓から「いま島根原発を考える」』との演題で、①原発はなぜ危険なのか、②島根原発の現状について、③原発にかわる自然エネルギーについて、講演してほしいとの依頼でした。

 35名の参加者は、熱心に聴講して下さり、様々なご意見・ご質問を受けました。

 八束町は、西風が強く、「何かあっても逃げ場がない」「原発だけはなくしたい」などの声が多数出されました。

 東京の官邸前では、毎週金曜日に「原発なくせ」のデモ・集会が自然発生的に取り組まれています。この行動は、全国各地に飛び火し、松江市においても20日(金)の夕方からカラコロ広場で始まりました。原発再稼動をすすめる民主党政権に対する怒りの運動は、今後ますます広がることと思います。

 原発の割合など2030年に向けたエネルギー政策を決めるための意見聴取会(政府主催)をめぐり、原発推進派が有利になる運営が問題になっています。

 聴取会は、わずか1時間半ほどで質疑応答がなく、電力会社関係者の一方的な主張の場となっています。仙台会場では、東北電力の関係者2人が意見表明。名古屋会場では、中部電力原子力部の課長と原子力研究開発機構の職員が発言しています。

 今朝の新聞報道によれば、7月29日に広島市で開催される予定の聴取会に中国電力が社員を出席させ、中電の見解を表明する方針であったことがわかりました。

 国民の意見を聞くというなら、野田首相自身が原発再稼動に抗議して毎週金曜日に官邸前に集まってくる人たちと会うべきではないでしょうか。

 また、今朝の新聞で驚いたのは、東京電力の下請会社が被ばく線量のデータを偽装した問題です。これは、東電・福島第1原発事故の復旧作業で東電の下請会社が作業員に対し、放射線の線量計を鉛のカバーで覆うよう指示し、作業員の被ばく線量を少なく見せかけるための工作をしていたのです。

 本当に許せない、許せない!人の命を何だと思っているのか。このように人命を軽視し、利潤第一主義の原発推進派は、本当に許せない。

 写真は、八束町の学習会。

 原発学習会
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