Archive | 2013年01月
今日は、松江市に対して、①国民健康保険料の値上げ中止、②エネルギー政策の抜本的転換と地域防災計画についての問題で申し入れました。また、県企業局に対して、斐伊川水道事業について申し入れました。
松江市は昨年度、国民健康保険料を10.25%値上げしました。来年度は6%程度の値上げを計画しています。申し入れでは、値上げ中止に向けて、国に国庫負担増額を求めること、市の一般会計から国保会計への繰り入れを行うことなどを強く求めました。
松江市の国保加入世帯は27,720世帯で、そのうち保険料滞納世帯は3,300世帯を超えています。実に、滞納割合は12%に及び、保険料未納による制裁措置として、約500世帯が保険証を取り上げられています。
市は、国保加入者は市民の22%であり、受益者負担の観点から「一般会計から国保会計への繰り入れはしない」との態度に終始しました。
私は、松江市の対応は「冷たい」と強く批判しました。市民は「払いたくても払えない」という実態にあることを強調しました。「滞納世帯が1割を超えている現状は、異常であると認識すべきである。この上、値上げが実施されたら、さらに滞納が増え、市民の苦しみが広がる。このことを市当局は真剣に考えるべき」と迫りました。
市民のみなさんと力を合わせて、保険料値上げ反対の世論と運動を盛り上げる重要性を痛感したところです。
また、エネルギー問題では、原発はやめ、自然再生エネルギーの普及と省エネにつとめること、市民の意見を十分に踏まえた地域防災計画を策定することなどを求めました。
島根県企業局に対しては、斐伊川水道事業において水需要予測を誤った責任を認め、水道料金の引き下げにつとめることを要求しました。
松江市は、昨年7月に「第二次水道事業経営戦略プラン」を公表しました。プランでは、「・・・平成25年度には赤字に転落し、平成27年度には約1億円の赤字を計上する・・・平成28年度以降になると・・・4億円から5億円の大幅な赤字になる見込み・・・現状の補助制度や繰入制度が維持されなければ、大幅な料金値上げは避けて通れません」としています。
所得が増えない中で、国保料の値上げ、水道料の値上げ、その上、消費税の増税では、市民は、たまったものではありません。
私の事務所には、まじめに働いても、生活が苦しく、将来に不安を抱えている人からの相談が多数寄せられます。
県議として、一人ひとりの命とくらしを守る責任があります。今日の交渉・申し入れでは、この間、相談に来られた一人ひとりの顔を思い浮かべながら発言しました。
2月議会は、県民のくらしと命を守る論戦を行います。がんばります。
各種ダウンロードに「水道問題での申し入れ書」をアップしました。ご参照下さい。
写真は、本日の企業局への申し入れ。

松江市は昨年度、国民健康保険料を10.25%値上げしました。来年度は6%程度の値上げを計画しています。申し入れでは、値上げ中止に向けて、国に国庫負担増額を求めること、市の一般会計から国保会計への繰り入れを行うことなどを強く求めました。
松江市の国保加入世帯は27,720世帯で、そのうち保険料滞納世帯は3,300世帯を超えています。実に、滞納割合は12%に及び、保険料未納による制裁措置として、約500世帯が保険証を取り上げられています。
市は、国保加入者は市民の22%であり、受益者負担の観点から「一般会計から国保会計への繰り入れはしない」との態度に終始しました。
私は、松江市の対応は「冷たい」と強く批判しました。市民は「払いたくても払えない」という実態にあることを強調しました。「滞納世帯が1割を超えている現状は、異常であると認識すべきである。この上、値上げが実施されたら、さらに滞納が増え、市民の苦しみが広がる。このことを市当局は真剣に考えるべき」と迫りました。
市民のみなさんと力を合わせて、保険料値上げ反対の世論と運動を盛り上げる重要性を痛感したところです。
また、エネルギー問題では、原発はやめ、自然再生エネルギーの普及と省エネにつとめること、市民の意見を十分に踏まえた地域防災計画を策定することなどを求めました。
島根県企業局に対しては、斐伊川水道事業において水需要予測を誤った責任を認め、水道料金の引き下げにつとめることを要求しました。
松江市は、昨年7月に「第二次水道事業経営戦略プラン」を公表しました。プランでは、「・・・平成25年度には赤字に転落し、平成27年度には約1億円の赤字を計上する・・・平成28年度以降になると・・・4億円から5億円の大幅な赤字になる見込み・・・現状の補助制度や繰入制度が維持されなければ、大幅な料金値上げは避けて通れません」としています。
所得が増えない中で、国保料の値上げ、水道料の値上げ、その上、消費税の増税では、市民は、たまったものではありません。
私の事務所には、まじめに働いても、生活が苦しく、将来に不安を抱えている人からの相談が多数寄せられます。
県議として、一人ひとりの命とくらしを守る責任があります。今日の交渉・申し入れでは、この間、相談に来られた一人ひとりの顔を思い浮かべながら発言しました。
2月議会は、県民のくらしと命を守る論戦を行います。がんばります。
各種ダウンロードに「水道問題での申し入れ書」をアップしました。ご参照下さい。
写真は、本日の企業局への申し入れ。

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