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Archive | 2015年06月

2015  6/30 一問一答質問に立ちました

 本日、一問一答質問に立ちました。質問にあたり、多くのみなさんにご協力、ご教示いただきました。また、たくさんの皆さんが傍聴して下さいました。心からの御礼を申し上げます。

 松江北道路建設では、城山北公園線拡幅事業が計画通りに進まなかったことを真剣に総括すべきと指摘しました。その上で、住民の「理解と納得」なき事業は強行してはならないことを強調しました。

 私のアンケート調査では、松江北道路の建設に6割が反対しています。反対理由として、「湖北平野、田園都市の景観を壊さないで」「10分間の時間短縮のために、250億円ものお金をかける必要はない」「道路建設によって集落が分断される」などの声が寄せられています。

 私は、公共事業政策で大切なことは、①住民に喜ばれる事業であること、②住民合意のない事業は実施しないこと、③土砂災害対策など命・安全を守る事業こそを最優先すること、を強く主張しました。

 プルサーマルでは、福島原発事故(2011年)前に県が事前了解したプルサーマル計画(2009年)は、白紙にするよう求めました。なぜなら、この時点での了解は、福島事故の教訓が全く反映されていないからです。

 県の答弁は、事前了解は「有効」、「原子力規制委員会において慎重な審査を」とのことでした。しかし、事前了解を撤回しなければ、県は、今もなお、原発の安全神話に浸かっていると言われても仕方がないと思うのです。

 なぜなら、福島事故前の県の地域防災計画・原子力災害編には、「万一、事故が発生しても、周辺に影響を及ぼすことがない」とか「安全協定の締結により万全を期しているから、いかなる場合にも対処できる」との驚くべきことが書かれていたのです。

 それが、福島事故を受け、計画は180度修正されました。「周辺に影響を及ぼすことがない」との部分は「万が一の事態が生じた場合に備えている」となり、「過酷事象が発生する可能性を考慮する」というように改訂されたのです。事前了解をした時点では、どっぷり安全神話に浸かっていたわけですから、事前了解は撤回するのが筋です。

 使用済み核燃料を再利用するプルサーマル・核燃料サイクルは破綻しています。実効ある避難計画は未策定です。県民の命と安全を守る道は、「原発ゼロ」以外にありません。原発ゼロの島根をつくるため引き続き頑張ります。

 写真は、本日の一問一答質問

 尾村県議一問一答質問

 尾村県議一問一答質問2
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