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Archive | 2015年11月07日

2015  11/8 話題の新書・「下流老人」

 今日は、「豊かな老後を目指す島根県連絡会」主催の島根県高齢者大会が大田市で開催されました。大会は「憲法を生かし、高齢者も子供も安心できる国づくりへ」をテーマに熱心な議論が交わされました。

 私は、医療・介護の分科会の助言者として、1時間10分にわたって、県内の社会保障の現状・問題点について話しました。

 冒頭、今、話題の新書である『下流老人・一億総老後崩壊の衝撃(著者・NPO法人ほっとプラス代表理事・藤田孝典)』について解説しました。

 本書は「日本の高齢者の9割が下流化」するとのショッキングな投げかけが話題となり、6月の出版以来、大反響を呼び、16万部を普及しています。

 著者の藤田さんは「下流老人」とは、「生活保護基準相当で暮らす高齢者及びその恐れがある高齢者」と定義しています。具体的には、「収入が著しく少ない」「十分な貯蓄がない」「頼れる人間がいない」という3つの「ない」の状態にある高齢者です。

 藤田さんが相談を受けた実体験として、「家賃が払えなくなり、住宅を失った人」「スーパーで万引きをして捕まった人」「深夜のスーパーで見切り品を買う高齢者」「コンビニの店員と仲良くなり、廃棄弁当で飢えをしのいでいる高齢者」などの姿を赤裸々に紹介しています。

 藤田さんは、病気や事故、介護によって、また、子どもがワーキングプア・ひきこもりに陥ったり、また、熟年離婚や認知症の発症などによって、いつ、誰でも、貧困に陥る危険性を警告。その背景には、低年金と孤立があると解明しています。そして、このままの社会保障削減政策が続けば、9割の高齢者が「下流」に陥る可能性があることを指摘しています。

 社会保障を手当たり次第に削減する安倍内閣は、断じて許せません。アベノミクスは、富裕層だけが得をする最悪の経済政策であり、社会保障を抜本的に拡充する政治への転換が急務です。

 高齢者の皆さん、そして、未来を生きる子どもたちと力を合わせて、希望ある社会をつくるために頑張ります。

 写真は、高齢者大会・医療・介護の分科会

 高齢者大会分科会
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