fc2ブログ

2023  5/23 防災地域建設委員会で質疑

 本日は、改選後、初となる常任委員会の審査が行われました。私は、防災地域建設委員会において、土木部、地域振興部、防災部、企業局の施策について質疑を行いました。

 土木部では、江の川下流域の治水事業について質疑。近年の水災害が激甚化・頻発化している中において、国の防災・減災事業予算を大幅に増額し、沿川の住民が安心して住める地域となるように積極的な施策の推進を求めました。

 地域振興部では、健康保険証と一体化したマイナンバーカードに別人の情報がひも付けされ、個人情報が漏洩していた問題を指摘。マイナンバーカードの取得は法律で任意と決められており、デジタル化の推進と個人情報保護の強化は一体で進められるべきであることを主張しました。

 防災部の審査では、来年1月にも島根原発2号機が再稼働され、2025年以降に2号機でプルサーマル運転が行われようとしていることを指摘。2号機再稼働やプルサーマル運転について県民の合意はなく、説明責任をしっかり果たすこと、病院や福祉施設、要支援者から避難計画の実効性についての意見を真摯に聞くこと、などを求めました。

 企業局では、地方公営企業法の経営の基本原則では「企業の経済性の発揮」とともに「公共の福祉を増進する」ことが謳われていることを指摘。水道事業について、値上げをどう抑えるかについて真剣に考えなければならないと強調しました。

 21日には、「平和を願い戦争に反対する島根戦没者遺族の会」(島根平和遺族会)の結成総会がありました。私と大国県議、松江市議団のほか、民主県民クラブの白石恵子県議、安食治外健康福祉部長らも駆けつけて激励。

 総会では、戦没者遺族が自らの思いや体験を次々と発言。会の代表に選出された岩田憙昌(としまさ)さんは、「会員を増やし、交流を深めながら反戦の声を発信していきたい」と決意を述べられました。

 岸田政権が大軍拡をすすめ、戦争の準備をしている情勢のもと、平和遺族会の果たす役割は大きいものがあると思います。会のご発展を心から祈念いたします。

 写真は、約60人が参加した島根平和遺族会の結成総会。

 島根平和遺族会の結成総会
スポンサーサイト



Comment
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
カレンダー
09 | 2023/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR